FC2ブログ

タンザニア・ポレポレクラブのブログ『みんなの広場』

タンザニア・ポレポレクラブは、東アフリカのタンザニアで                    村人とともに植林活動に取り組んでいる市民グループです

小さな世界の大きな感動

こんにちは。事務局の藤沢です。かなり久しぶりの登場になりますが、これからはもう少し登場頻度をあげたいと思っています。

さて、事務所のベランダでは衣装ケースより一回り大きいくらいのプランターを2つ使って、ときどき東アフリカ一帯の主要な緑葉野菜でもあるケールを育てていました。今回これを撤去することになり、先日片付けをしました。作物を育てたり、育つのを見るのはとても楽しいことですが、じつはこのプランター栽培にはもう一つの楽しみがありました。

それは、このプランターの土には草などの有機物や、事務所のみんなでミカンなどを食べたときに出る皮など生ゴミをこまめにすき込んでいたのですが、それらが土になっていくのがよく分かり、それが何とも楽しみでした。微生物によって分解、腐植が進み、土に還っていく。当たり前といえば当たり前のことなのですが、たったそれだけのことに「自然はすごいなぁ」と感動していました。

アフリカのような熱帯地方には日本のような腐植土(腐葉土)はそうそうありません。高温のため活発な微生物によって、供給された有機物はあっという間に分解、無機化されてしまうためです。そこで溶出した養分は即座に植物などに吸収され、取り込まれます。また有機物の多くはシロアリなどによって直接利用されます。そのため有機物を多く含む養分に富んだ腐植土がなかなか育ちません。

降雨に恵まれたキリマンジャロ山でさえ、日本の山林を歩いたときに足を伝わって感じるふわふわ、ふかふかな腐植土の感触というのはありません。そんなこともあるからでしょうか。プランターという小さな世界であっても、「土に還ること」、「ふかふかの土にかわってゆくこと」にひとしきり感動を覚えてしまいます。
別窓 | 事務局日記 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<苦手克服 | タンザニア・ポレポレクラブのブログ『みんなの広場』 | はじめまして>>

この記事のコメント

∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| タンザニア・ポレポレクラブのブログ『みんなの広場』 |