タンザニア・ポレポレクラブのブログ『みんなの広場』

タンザニア・ポレポレクラブは、東アフリカのタンザニアで                    村人とともに植林活動に取り組んでいる市民グループです

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セレブの役割

こんにちは。
事務局の宇田です。


先日、(アンコール放送でしたが)BSで放送された『闘うセレブ~U2 ボノの叫び~』を見ました。
80年代初頭、飢饉に見舞われたエチオピアの映像を見たことをきっかけにボノとボブ・ゲルドフが貧困撲滅のために立ち上がり、今に至るまでをまとめたドキュメンタリーです。


著名人が自身の知名度を活かして芸能の域を越えて社会貢献活動を行っている例は少なくありません。
ボノやゲルドフの場合、チャリティ・ライブを企画しチケットの売り上げを寄付していましたが、それでは問題の根源が解決されないと、先進国のアフリカに対する債務帳消しを訴え、先進国の国家元首たちへのアプローチを行うようになります。

国内・国外問わず社会で起こっている問題を、そういった分野に興味のない人たちへ周知する役割を担うという意味では彼らの活動も一定の成果はあると思います。
しかしドキュメンタリーでは、アフリカ各国で立ち上がった民間団体のスタッフたちが口を揃えて言っていました。
「侮辱されているように感じる。」
「彼らは政治家たちの周りをうろついているだけで、自分たちの活動には眼もくれてくれない。」


ボノもゲルドフもこの30年近くの間、彼らなりに自分たちができることをやろうという思いで活動してきたのだと思います。
でも外からの援助がない限り、生命の危機にさらされているような状況を脱した国々に対しては、資金や物資の援助はただの施しになってしまうでしょう。
政治家だけへのアプローチは、パフォーマンスだけに陥る可能性もあります。
それが現地の人々の自主性、尊厳を傷つけることになるということもあります。

ドキュメンタリーで映し出されていた二人を見る限り、「何かしてあげなくては」という意識から抜け出せない印象を受けました。
残念ながら、「支援」は与えることであり、現地の人々とともに考え協力しあって問題を解決していくというものとして考えているようには思えませんでした。


彼らが、現地のスタッフたちの言葉を聞いてどう感じ、次にどう行動するのか・・・続編を期待したいところです。




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